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以前は伊自良地区に多くの生産者がいましたが、高齢化に伴い、現在この地区で販売用に連柿を作っているのは、かつては60軒ほどあった中、たった4軒のみとなりました。
現在残った4軒も、60代〜80代と高齢化が進んでいます。
連柿の特徴でもある長い縄。普通の稲わらでは長さが足りず、この連柿用の縄が必要のために、縄用の米を作らなくてはいけません。そしてこの連柿に使う伊自良大実は、形がいびつな為機械では剥けず、すべて手作業で柿の皮を剥きます。
このような作業の大変さから、若い後継者がいないというのも現状です。
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年始から始まる柿づくり。剪定作業や摘果作業をはじめ、皮むきや柿を連ねる作業などすべてが手作業。
機械で柿を剥くときは横向きに剥きますが、手剥きの場合は縦に剥くので、連柿をよく見ていただくと、手剥きということがお分かりいただけます。
また、いびつな形をした伊自良大実を使った連柿には表裏があるのも特徴です。
膨らんだ方が表なため、一つ一つ表を揃えながら作っていくのです。
知らなければ知らないままで済んでいくことなのかもしれませんが、実はこういった些細なところに生産者の想いが込められています。
「幹を見、葉を見、果実を見る。これに尽きる。」と語る佐村さんの言葉からわかるように丁寧に一つ一つ連ねられ、縁起物として作られてきた連柿は甘さがぎゅっと濃縮され、舌の肥えた方へのご贈答として最適です。
この、伝承連柿もいつまで出来るかはわかりませんが、佐村さんが作られる限りお取り扱いさせていただき、貴重な伝承の灯を少しでも多くの方にご紹介できれば幸いです。
◆発送時期◆
12月20日頃より順次発送予定です。
※連柿の出来上がった時期により、発送日が早まることもございますので予めご了承ください。
送料は無料です。
※北海道・沖縄は別途1,000円頂戴いたします。(離島のお客様はご相談ください)
◆規格について◆ 規格は柿の大きさにより竹串を使い分けており、「小」「中」「大」の3種類をご用意いたしております。 ◆お召し上がりの際の注意◆ |
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●品名:【岐阜県産】贈答用連柿(小)
●産地:岐阜県山県市 伊自良地域
●生産者:やましょう柿農園・佐村康永
●容量:小30個
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